取引先倒産未払い

取引先が倒産し、売掛金が未払いとなり、回収が難しい・・・

そんな時に、民事再生を弁護士から勧められて、手続きを取られた方の体験談を紹介します。

 

もし、同じような状況で、思わぬ負債を抱えたり、売上減となったなどで、お困りの場合に、相談するべきかどうかの判断にして頂ければと思います。

 

取引先が倒産し、まさかの未払金が Aさんの体験談

私は以前に看板屋をしていました。従業員が3人ほどの小さな会社だったのですが、売り上げはある程度はありました。

創業時に銀行などの金融会社から借金をしていましたので、返済には苦労していました。

創業して3年が過ぎようとした頃に、取引先の企業が倒産しました。60万円ほどのお金をまだ受け取っていなかったので、何とかして返してもらいたく交渉を重ねましたが、結局のところお金は帰って来ませんでした。

 

このことがきっかけで私の会社の風向きが変わりました。

たった60万円と思うかもしれませんが、私の会社にとってみれば従業員3人分もの給料を支払うことが出来ます。

とっても大きなことなのです。

 

銀行に行って、借金を申し出ましたが借りることは出来ませんでした。

仕方がなく金利が高い消費者金融にお金を借りに行ったのです。50万円お金を借りることが出来ましたが、利息が高いので早めに返済をしたいなと考えていました。

 

倒産した企業は、定期的に仕事を依頼されていたので、私の会社にとってはかなりの痛手でした。

新規の取引先を掴もうと営業しましたが、そう簡単にはいきませんでした。取引先が一つなくなったことで、ここまで会社が追い込まれるとは思ってもいなく、金融会社への返済が私の頭を痛めました。

 

それから数か月後、借金の総額は増えていましたが、新たに取引先が出来て売り上げも以前と同じくらいにはなっていました。

でも、取引先から支払われるお金は2か月後位なので、その間をどうしようか悩みました。

 

もう、お金を借りることは出来ません。消費者金融に行っても断られました。

私は弁護士に相談をした結果、民事再生法の手続きを進めることにしたのです。

 

会社の売り上げ自体は今後を考えても十分にやっていけると弁護士は判断してくれ、今ある借金がなければ会社は存続していけると言ってくれました。

民事再生法を弁護士に依頼して、借金の総額が大きく減りました。会社は毎月の返済が少なくなったので大変助かりました。

 

3人いる従業員にも事情を説明して、給料を2割ほどカットさせてもらうことにしました。

納得してくれた従業員にはとても感謝しています。当然私の給料も大幅にカットすることにはなってしまいました。

民事再生法を適用して半年ほどが経過した頃には、会社の売り上げは以前よりも上がっていて、借金もほとんどなくなっていました。

弁護士に相談をして、民事再生法を適用してもらって、会社は復活したと言っても過言ではありません。

優秀な弁護士に相談が出来たと今でも思っています。

 

債務整理で借金問題の根本的な問題を紐解く

弁護士ドットコムを読むと、仮差押えなどで資産の散逸、隠匿をしないようにするのが望ましいという事ですが、体験者のように厳しい状況まで追い込まれたあとでは、それも難しいので、そんな場合には債務整理をするのも一つの方法です。

弁護士の方がおっしゃる通り、借金がなければ再生が出来るようであれば、民事再生の手続でも十分なわけですし、まずは何をすべきかをしっかりと判断できる専門家に相談するのが先決かと思います。