官報 自己破産

自己破産をすると、官報情報に掲載される事もあり、躊躇をされる方もいらっしゃいますが、実際に官報情報に掲載される事によるデメリットは何なのか?

自己破産をする事で、どこかのリストだったり、誰かに検索されるような事があるのか?

きちんとした情報さえ知っていれば、心配も減るかと思いますので、ここでは体験者の声と合わせて紹介したいと思います。

 

そもそも官報とは何??

官報とは、法律、政令等の制定や改正の情報,破産、相続等の裁判情報などを掲載した、国が休日を除いて発行する刊行物です。

官報は、誰でも閲覧する事ができますが、発行されていると言っても、新聞の折込チラシのように届くわけでもありませんので、一般の方で用事がなければ、見る事は無いのかな??と思います。

 

官報を閲覧する人と言えば

  • 金融会社(銀行や消費者金融、クレジットカード会社など)
  • 不動産関係に勤務している方
  • 市役所の職員
  • 警備会社
  • 保険会社

が主に考えられる職種で、そう考えると、身内だったり、会社の方が閲覧するような確率は、極めて低いと言えそうです。

 

官報の閲覧方法は??記載の内容は??

定期購読で配送で購入する事も出来ますが、インターネットでは直近30日分が無料で閲覧出来ます。

もしくは、国立図書館や最寄りの図書館で閲覧も出来ますが、今ならスマホで閲覧する方法が、一般的なのかもしれませんね。

 

また、記載内容ですが、

  • 事件番号 ○年(フ)第○○○号
  • 住所
  • 破産者氏名
  • 決定年月日
  • 主文 破産手続きを終結する
  • 理由要旨 配当が終結し、債権者集会は終結した
  • 地方裁判所の名称

となります。

 

官報に記載されるのが心配・・自己破産した方の体験談

自己破産をしてから10年経ちました。

10年ちょっと前のことになります。その当時勤めていた会社を辞め、派遣社員とアルバイトで生計を立てていたのですが、生活がかなり苦しかったので、消費者金融数社で借入をしました。

アルバイトは月10万にもならず、派遣の収入でどうにか暮らしていたのですが、仕事がある時はともかく、ない時は生活費にも事欠く有様でした。

 

そのための借入だったのですが、収入が安定しないため、きちんと返済することが困難になり、借金で借金を返済するという、多重債務状態になってしまいました。

当時は総量規制がなかったため、申込み時の年収の3分の1以上を超える金額を借りていたのです。

 

このため、まず区役所の法律相談コーナーに相談に行ったところ、債務整理、それも自己破産をした方がいいですよといわれました。しかしいきなり自己破産というのも、勇気が要るものです。

何よりも自己破産をすることによって、仕事に支障が出ないか心配でした。

 

そこで、司法書士事務所を紹介してもらい、そこで改めて相談したところ、今後定収入の見込みがなければ、やはり自己破産をお勧めしますといわれ、色々詳しく教えてもらいました。

一番抵抗があったのは、やはり官報に氏名が載るということでした。

しかし、それを見る人たちは限られているということ、むしろ闇金がこれをチェックしていて、融資に関するダイレクトメールを送ってくるので、気をつけるようにいわれました。

 

また、一般事務職であれば、自己破産の申請による転属の心配はないことを教えてもらい、それで踏ん切りがつきました。

借金額はトータルでぎりぎり140万円でしたので、引き受けてもらうことが可能でした。

 

まず書類を揃えて事務所に持参し、その後は司法書士の先生にお願いして、免責が下りるのを待ちました。

私の場合車も持っておらず、特に財産と呼べるような物もないので、そのままスムーズに行きましたが、ある程度財産がある人は、管財人が入ったりして、免責に至るまでがスムーズに行かないこともあるようです。

 

免責後、しばらくの間はクレジットカードが使えないため、すべて現金で済ませるようにし、その後何年かしてデビットカードを作りました。

今ではすっかりその生活にも慣れました。その後派遣の登録はやめて、今はアルバイトをやっていた会社で、社員として働いています。

 

もう10年以上経っていて、すべてブラックは消えていると思いますので、取引履歴がないのが多少ネックではありますが、今度試しに銀行系のクレジットカードを申込んでみようかと思います。

 

 

闇金のダイレクトメールにはご用心

官報情報は、体験者の声にもある通り、一般の方や身内などに閲覧されるリスクよりも、闇金などがダイレクトメールを送りつけてきたりする事に使われる事もありますので、その点は用心しなければなりません。

社会的な制裁で、一般的な金融会社からは借入が出来ない状態であったり、気落ちするようなタイミングでもありますので、闇金のダイレクトメールに反応しやすい時期でもありますので、自己破産をした後の生活再建のためにも、自分自身の意思を強く持つ事は、とても大事です。

 

債務整理は、きちんとした理解があれば、そんなに不便なものでも、怖いものでもありません。

ここでは、自己破産に関する一般的な知識を提供しましたが、当サイトでは債務整理全般に渡り、様々な情報提供をしていますので、是非参考にしてお役立て頂ければと思います。

 

tokushu-01orange 一緒に読まれています。