債務整理 結婚したらローン組める

結婚前に債務整理をしていて、もしくは結婚後に債務整理をすると、住宅ローンや車のローンなどが組めなくなる可能性が高いのは、債務整理 住宅ローンでも紹介していますが、「債務整理しても、結婚をすると住宅ローンを組める」という情報を目にしましたので、その事について調べました。

 

苗字を変えると、債務整理情報は引き継がれないの嘘

まず、結婚したらローンが組めるという件で調べてみると、「苗字を変えたり、債務整理をした時の旧姓を変えれば、クレジットカードの審査に通る」という情報があります。

結論として、

これは、ありえません。

 

その方が、運良く?たまたま?なのか、審査に通った事、もしくは煽りで書いている可能性もありますが、金融業者は、信用情報機関以外の情報も与信対象としていて、その一つに「名寄せ調査」があります。

名寄せ調査とは??
「氏名と生年月日」、「氏名と電話番号」、「氏名とその他の情報」といったように、様々な情報を掛けあわせ、本人特定を行う情報処理の事です。

※名寄せ調査という呼び方をするかは、各社で違うかと思いますが、当サイトでは一番わかりやすいかと思いますので、この名称で統一させて頂きます。

 

この名寄せ紹介で、旧姓や氏名変更が苗字を変更しても無駄な可能性があるという理由が、

  • 名+生年月日」で、類似情報として情報が出てくるからです。

ここから本人かどうかを、金融業者はヒアリングや他の情報収集手段で特定をしていくのですが、元金融業者の判断からして、上記の情報が出てくる場合は、かなりの確率で「本人」だと判断します。

 

そのため、いくら苗字を変えて、旧姓を変えても、クレジットカード、キャッシング、そして各種ローン審査に通りやすくなるという事は無いという事です。

ここでまとめ!
金融業者も、無担保(もしくは担保や保証人付き)で融資をするわけですから、厳しくチェックをしますし、ごまかしは効かないという事は憶えておきましょう。

 

債務整理しても、連帯保証人がいればローンを組める??

次に、配偶者、彼氏や彼女を連帯保証人にすれば、債務整理をしていてもローンを組めるのか??もしくは連帯保証人が債務整理していると影響を受けるのか?という点ですが、結論としては、

  • 連帯保証人をつけても、本人の信用情報が肝心なので、厳しくみられる可能性が高い
  • 連帯保証人も与信審査されるので、本人の信用だけでは厳しくみられる可能性が高い

という事で、両方とも審査落ちの可能性が高いと見られます。

 

そのため、結婚するだけでローンが組めてしまったりする事はなく、結婚前でも結婚後でも、ローン審査やキャッシングなどの審査基準は同じだという事は、ここで知っておきましょう。

 

※2015年12月19日追記

先日、夫婦別姓を認めないのは合憲という最高裁の判決が出ましたね。

これに付随して、コメンテーターの宮崎さんがおっしゃってたのが、あくまで今の憲法に対しての判断で、今後の法改正の余地があるという話の中で、

夫婦でヨーロッパのように、お互いの姓を名乗れる方法 例) 藤井 中田が結婚して、藤井・中田とする。

夫婦でお互いの姓を採用せず、新しい姓を名乗れる方法 例) 藤井 中田が結婚して、鈴木となる。

ような事になっても良いのでは?

 

この根拠は、「マイナンバー制度」が2015年10月に導入された事と関係があるという事で、姓がどれだけ変わっても、本人とマイナンバーが紐付いている

=つまり「名寄せ調査」が出来るという事ですよね??

 

マイナンバーを金融業者がどこまで扱えるのか?信用情報機関にも導入されるのか??という疑問点がありますが、一つの参考情報として紹介させて頂きました。

 

それだけ、結婚したり、氏名変更があっても、ローン審査に良い影響が出るとは考えにくいという事を、ここでお話したかったという理解を頂ければと思います。