債務整理中 延滞

債務整理中(任意整理、自己破産、民事再生、過払い請求、特定調停などの手続きを進めている途中という意味です。)は、借金返済を猶予している状態です。

そのため、借金返済をせずに期日を延滞している事になりますが、債権者からの取り立てなどはどうなるのか??気になるところだと思います。

 

もし、債務整理の手続を弁護士や司法書士といった専門家に任せている場合、

受任通知」と呼ばれる通知を、相手に送る事から始まります。

 

受任通知ですが、弁護士や司法書士が、債務整理の事件を請け負った事が書かれていたり、受任中の債務者への勝手な連絡や取り立てを慎むように書かれています。

よって、勝手に連絡を取ることができないので、借金の期日を延滞していても、督促したり請求したりする事はできません。

 

督促(取り立て)できるのも民法上の根拠があります。

普通、督促というのは、いつでも出来るようなものではありません。

と言いますのも、融資を受けてその受けた融資が債権者の都合で、いきなり融資の回収をされるような事があっては、債務者としては不安定な地位にあります。

 

想像しやすいように、例を挙げると

「12月2日に債権者からキャッシング20万円を受ける」

「12月10日に、債権者(貸し手)の会社が都合悪いという事で20万円返して欲しいと督促」

このような事があれば、債務者(借り手)からすると、とても怖くて借りれないわけですよね??

また、計画が立たないですし、このような事があると思いながら日々を過ごすのは、とても法的な地位を脅かすものとなっています。

 

こんな事がないように、いつでも請求を受けるわけではなく、債務者には「支払い期日を超過するまでは、取り立てを受けないという権利=期限の利益」が民法上で認められています。

期限の利益については、債務整理後に延滞するとペナルティーがあるの?でも詳しく説明していますので、参考にして下さい。

 

安心して債務整理の手続きを進めるために

上記のとおり、債務整理の手続きに入っても、仮にご自身で手続きを進めるという事になれば、定期的な確認の連絡が入る可能性があります。

しかし、弁護士や司法書士へ相談し、受任に至れば、その後の債権者とのやりとりを全て一任する事が出来ますので、借金に怯えたり、気にする必要がありません。

 

日々の生活を安心して送れる点からも、とてもメリットの大きいものだといえますので、安心して債務整理の手続きを取りたいという場合は、専門家の力を借りるようにして下さいね。

 

ちなみに、一つ注意点としては、「信用情報」の問題です。

信用情報は、債務整理の異動情報だけでなく、延滞した事で報告される異動情報もあります。

この種類の異動情報は、債権者ごとに登録方法がマチマチですが、期日超過3ヶ月以上で報告されていく事になりますし、債務整理の手続きを進めるのに、3ヶ月~6ヶ月程度は必要です。

 

いずれにしても、過払い金請求以外の債務整理の手続きの場合は、信用情報に異動情報が報告されます。

(=債務整理後 借入可能になるのはいつごろ?で、信用情報と異動情報の期間などを紹介していますので、合わせて参考にして頂ければと思います。)

この点のメリット、デメリットについては、それぞれしっかりと把握しておきましょう。